SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)を意識して、検索結果の上位表示に努力する。
この行動になにか疑問を感じる時があります。
確かに検索で上位表示されれば、それだけアフィリエイト収益の可能性も広がります。収益があれば、モチベーションも上がります。
SEOについても『分析 → 仮説 → 実行 → 評価』のサイクルを回して結果がでれば達成感があるので楽しいです。
でも、最初は書くことが楽しかったのが次第にアフリエイトに繋がる記事やSEOを意識したタイトル・記事になって、どこか面白くない気がするんです。
これに気づいたのは SEO とか アフリエイト とか意識することなく、文字数や画像も少ない過去の自分のBLOGを読んだ時でした。
体裁は悪くても、書きたいことが書いてある記事のほうが、自分ながらに面白かったんです。
photo credit: Martin Gommel via photopin cc
結局BLOGを書くとは何か?
BLOG とは"個人のメディア”=”個人報道機関” だと思います。
少し違う視点から考えてみます。
この頃、民放番組 で『面白い!』と感じれるものが減りました。
これは作り手の ”主張” や ”考え” を感じられなくなったのが原因だと思います。
逆に変わらず 『面白い!』 と感じられるのは、 ”Discovery CHANNEL” です。
”Discovery CHANNEL” では くだらないコト から 真面目なコト までドキュメンタリーにしています。
その根底にある 『発見の感動』 を視聴者に 伝えたい という ”思い” が感じられるからだと思います。
SEO を意識しすぎた BLOG もどこか 民放番組 のようになっているのではないでしょうか?。スポンサーのご機嫌を伺うのに同じく、Googleのご機嫌を伺うように。
BLOG を書くならば、自分が ”何か感じたもの” を書くのが真には面白いのだと思います。
GoogleもSEOの限界が分かっている
SEOの将来性についても考えたいと思います。
2012年に Google に AI(人工知能)研究 の分野で世界的権威である、レイ・カーツワイルが加わっています。
WIRED の記事内 で彼は Google でのミッションを以下のように語っています。
──あなたは現在、グーグルで何をしているのですか?
カーツワイル グーグルでのわたしの使命は、社内のメンバーと協力し、自然言語理解のためのシステムを開発することです。検索はいまや単なるキーワードの発見という概念を超えるものになっています。ただし、膨大な数のウェブページや書籍がそれぞれどんな意味をもつかといった内容(semantic content)までを把握できるわけではありません。例えば、ある人がブログ記事を書けば、そこには何らかの主張が込められているはずで、それは単なる言葉の羅列ではないのです。われわれは、この内容の意味を理解できるようなコンピューターの開発を目指しています。わたし自身、これは可能だと考えていますが、実現すれば、人々はより複雑な質問をしてコンピューターから答えを得ることができるようになるはずです。
最初は Google が単純に人工知能を作るのだと思っていたのですが、人工知能を作る真の目的はWEB上の ”意図” や ”面白さ” を読み解くためなのではないかと思いました。
現状のROBOTによる情報収集とページランクアルゴリズムによる解析には限界がきているのだと思います。
より人間らしい感覚、判断にて ”価値ある記事” を探し出せるようにしたいと Google も考えていると思います。
そう考えると人口知能がイツできあがるかという問題は別にして、BLOGGER も SEO を意識しすぎずに、自分が ”思っていること” や ”考えていること” を ”分かり易く” 書くことがこれからも大事なんだと思います。
まとめ
SEO を意識しすぎるよりも各人が ”面白い!” と感じた記事を書くことが長い目で見た時には最適な SEO対策 になるのではないでしょうか。その内、BLOGの執筆を人工知能がやることもあるのだろうか、、、っと考えると複雑な気分になる。