子供も大きくなり、冷蔵庫の容量に不安が出てきたので新しい冷蔵庫を買うことにしました。
でも他の "白モノ家電” に比べて冷蔵庫はサイズも大きく、色々と購入ハードルが高めです。
- 設置場所の計測で何に注意したらいいの?
- なるべく安く買いたいけ、ネット通販で大丈夫?
- 自分では運べないけど、搬入業者の手配はどうしたらいいの?
- 今使ってるいる冷蔵庫の処分はどうしたらいいの?
などなど・・・・
値段も高いのでなるべく安く買いたいものです。
でも、分からない事も多いのでネット通販にも一瞬躊躇してしまいます。
私の経験を元に不安を払拭して、なるべく安く、問題なく購入する方法をお話しします。
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冷蔵庫を選ぼう!
メーカーの ”こだわり” が無ければ以下ステップでルールベースで絞っていくと機種選定で悩みません。
- 設置場所を計測する
- 容量を決める
- 収納室レイアウトを決める
- 色とデザイン決める
- 予算を決める
ルールに則ってステップ別にニーズを明確化していきます。
STEP:1 冷蔵庫の設置場所を計測しよう!
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設置場所の幅、奥行き、高さを計測します。
メーカーにより多少の違いはありますが、最小設置幅・奥行きは冷蔵庫本体幅・高さ+1cmです。高さは冷蔵庫本体高さ+5cmです。
計測した設置面積から上記を差し引いたサイズが冷蔵庫の設置可能面積となります。
搬入経路についても計測を忘れずに!。
搬入経路の最小幅は冷蔵庫本体の+10cmです。
家の中の搬入経路だけでなく、マンションのエレベーターや階段幅など家までの経路も忘れずに計測しましょう。
搬入経路で注意が必要なのは特に玄関以外の途中の扉の幅です。
「玄関の大きさは測ったのに、、、リビングを通過できない、、、」 とならないようにしましょう。
又、手すりなど壁から出っ張った部分は、それだけ幅が狭くなるので搬入経路幅から差し引きます。
STEP:2 冷蔵庫の容量を決めよう!
実は冷蔵庫の必要容量を算出する式があります。
70L×家族の人数+常備品分(100L)+予備(70L)
※Lは”リッター”です。
この式で家族構成から必要容量を算出できます。
例えば4人家族の場合には ・・・ 70L×4人+100L+70L=450L となります。
最近はお米なども冷蔵庫に入れる場合があるので、余裕を持って更に50〜100Lを加算します。
STEP:3 冷蔵庫の収納室レイアウトを決めよう!
収納室のレイアウトはメーカーにより ①冷蔵庫の真ん中に野菜室があるタイプ と ②冷凍室があるタイプ の2つに大きく分かれます。
使用頻度から考えると 真ん中 に野菜室がある方が私は良いと思います。
但し、今使っている冷蔵庫のレイアウトに慣れているならばそれを踏襲するのも"あり" です。慣れている方が楽ですから。
STEP:4 色とデザインを決めよう!
実物見るのが一番なので冷蔵庫が沢山置いてある家電量販店に行きましょう!
色についてはカタログではわかりません。
絶対に実物を見ましょう!
私もカタログカラーでは シルバー にするつもりでしたが、実物の シルバー が少し暗く感じたので結果的に他の色にしました。
表面の素材感やボタン類のデザインについても吟味します。
表面素材はガラスドアが美しいです。
冷蔵庫は部屋の中でも占有体積が大きく、目にもつくので色は部屋の壁紙や他の家電と調和の取れた色を選びましょう。
STEP:5 冷蔵庫の購入予算を決めよう!
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予算決めは最初だろ!、と思われるかもしれません。
冷蔵庫については毎日使い、毎日目にする ので気に入ったものを買うほうがよいです。
とは言っても予算の制限はありますので、例えばネット通販により予算圧縮してワンランクサイズアップしたり、メーカーを変えて予算圧縮したりと工夫すると楽しい買物になります!
おすすめの冷蔵庫
3〜4人家族の最適サイズ
3〜4人家族でちょうどよいサイズです。
”東芝:VEGETA”と”Panasonic:エコナビ”は他社にない落ち着いた色が選びます。
ドアに余分なボタンもなくシンプル、かつガラスドアなので高級感があります。
3〜4人家族でちょとゆったり
食べ盛りの男の子が2人いたり、週間で買いだめしたり、少し余裕を持ちたい4人家族にはワンサイズアップして500Lクラスがオススメです。
400Lクラスと500Lクラスではほぼ横幅は変わらず、奥行きに多少の差がでるだけです。
なので少し余裕を持ちたければ500Lクラスを選択するのも ”あり” です。
冷蔵庫を購入しよう!
悩むのは 家電量販店で買う or ネット通販で買う です。
ネット通販の1番のメリットは価格の安さです。
一方、家電量販店の1番のメリットは、搬入やリサイクル処分などの付随サービスの手厚さです。
価格を算出しよう!
購入費用には、冷蔵庫本体の価格以外に、配送料、搬入・設置費用、リサイクル処分費用 が必要です。
例えば、ネット通販のA-PRICEでVEGETA GR-G43GXVを購入した場合
※ 販売価格 : 179,800円
※ 配送設置料 : 1,000円(神奈川全域・配送料無料+設置作業:1,000円)
※ 既存品1台リサイクル処分 : 11,568円(リサイクル券代込み)
合計 : 192,368円
家電量販店(ヨドバシカメラ)で同じ冷蔵庫を購入した場合
※ 販売価格 : 289,440円
※ 配送設置料 : 0円(神奈川全域・設置作業込み)
※ 既存品1台リサイクル処分 : 5,355円(リサイクル券代込み)
※ ポイント : -28,944円
合計 : 294,795円(ポイント分減算すると 265,851円)
比較すると約70,000円の差があり、確実にネット通販の方が安いです。
ネット通販会社の中にはちゃんと付随作業サポートを外部委託しているところがあります。
このような会社を選ぶことで付帯作業(設置搬入・リサイクル処分)の不安も払拭できます。
また、付帯作業含めた費用を見積もれるお店もあるので、このような付帯サービスの手厚いお店を選びましょう。
冷蔵庫搬入当日にやること
搬入の前日までに不要な食材等は食べるなどして冷蔵庫の中身を削減しましょう。
冷蔵庫の中にモノが多いと移し替えが大変です。
冷蔵品の移し替え
搬入の前日か当日に、何時ぐらいの配送になるか運送業者から連絡があります。
この時間を目安に冷蔵品は古い冷蔵庫から出してクーラーボックスなどに入れておきます。
冷凍品の移し替え
搬入の直前に搬入業者から連絡があるのでこのタイミングで冷凍品を出してクーラーボックスなどに入れます。
冷蔵庫の搬入
古い冷蔵庫の電源を切るのは搬入の直前で問題ありません。
逆に早く切ると溶けた氷の水などが搬出時に出て、床を汚す恐れがあります。
搬入業者の方はプロなのでちゃんと搬入前に床や壁に保護シート敷いて、壁は保護パッドでカバーしてくれます。
引越業者の方が引っ越し時にやる搬入作業とほぼ同じです。
冷蔵庫の購入で失敗したこと
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観音開きの扉は横が壁だとちょっと注意
観音開きの場合、扉が90度以上開かない場合に扉のトレーにより出し入れ幅が狭くなります。
うちの場合、冷蔵庫の片側が壁なので扉が90度以上開かず当初は両扉を開いていましたが、頻繁に使うものを扉のトレーに入れるとこでこれは解消しました(扉のトレーは結構大きのでペットボトル3本位は余裕で入ります)。
ガラスドアにはマグネットが付かない
ガラスドアにするとマグネットが付きません。
今までの冷蔵庫マグネットが使えなくなりました。
ガラスドアにマグネットを付けるためのベースシートを使えばこの問題も解消できます。
裏ワザですが側面はガラスではないので実はマグネットが付きます。
まとめ
冷蔵庫は大きな買い物ですが、ちゃんと下調べすればネット通販購入も問題ありません。
それにしても大きい冷蔵庫はやはり快適ですね。