Macを使っています。
以前のようにWindows版しかないアプリも少なくなり、大概はMac版アプリか代替アプリがあるので敢えてWindows OSは必要ありませんでした。
先日、ビジュアルプログラミングについて調査をするため「vvvv」(フォーブイ)を導入しようと思ったのですが、このアプリが珍しくWindwosにしか対応していませんでした。
それでどうやったらMacユーザーの私がWindowsを導入できるか考えてみました。
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Windows8のライセンスパターンは実は少ない!
現状の最新のWindows OSはWindows8なので、このバージョンをターゲットに考えてみます。
MacユーザーがWindowsを導入する一般的な方法はBootcampの機能を使ってMacにマルチブートでWindows OSをインストールする方法です。
この場合にはWindows8のライセンス購入が必要となります。
Windows8を新規インストールパッケージが実は存在しない
Windows8は今までのWindowsと違い、新規インストールのためのパッケージ版が販売されていません。
XP、Vista、Windows7からのアップグレードパッケージのみあります。
驚愕です。
Windows8にもDSP版が一応ある
Windows7の頃はDSP版のWindowsというものがありました。
DSP版とは
DSP版とは特定のパーツ(例えばハードディスクやメモリ)にバンドルして販売し、そのパーツと同時にWindowsを導入することを前提としたライセンス形態である。DSP版は通常、フルパッケージ版のWindowsよりも値段が安い。
Windows8のフルパッケージ版ではなく、DSP版を買えば安くライセンスが購入できるでは、、っと淡い期待をしました。
Windows8にもDSP版があります。
しかし、これが今までのDSP版とは違います。
パーツとのバンドル販売は不要となり、一方でMicrosoftからのサポートが受けれません。
かつ、値段がAmazon価格でも15,000円と結構高いです。
Mac OSは”OS X Mavericks”から無料のため、これと比較するとWindows8は高く感じられます。
DSP版も選択肢になりません。
そうだ!、Windows端末毎購入したらいいのでは?
Windows8の導入自体を諦めようと思ったのですが、逆転の発送でWindows8が初期導入されたパソコンを買ってはどうかと考えました。
Windows 8.1 with Bingの正体は“0ドルWindows”
Windows 8.1 with Bingは、Internet Explorerの標準検索エンジンがBingに設定されているだけのバージョンだが、その分低価格に提供される。その後の筆者の取材で、このWindows 8.1 with Bingが、これまで伝えられてきた“0ドルWindows”そのものであることが分かった。OEMメーカーは、Microsoftが提示する各種の要件を満たすことで、Windows 8.1 with Bingをライセンス料0ドルで搭載できる。
Windows 8.1 with Bingにより、大手OEMメーカーだけでなく、中国のODMメーカーなどにWindowsタブレットの製造を促すことで、今年(2014年)から来年(2015年)にかけて、市場の爆発的な拡大が期待されている199ドル以下のデバイス市場でのシェア拡大を目指す。
ライセンス料ゼロ円で、199ドル(約20,000円)でWindows8パソコンが買えるではないですか。
探してみるとASUSからでているのが良さげでした。他にもいくつかの会社がリリースしています。
ASUSのネットブックが約2万円で購入できるWindows 8.1搭載PCとして復活
15,000円のDSP版 Windows8を買うぐらいならば、Windows 8.1 with BingのWindowsパソコン自体を買うという選択肢もありなのではないかと思いました。
対象端末がネットブック端末レベルとなるのでハイスペックな処理を求める場合は辛いです、ちょっとWindows版で作業したいレベルであればこれで十分かもしれません。
この場合にはMacのSSD(HDD)をWindows OSで圧迫する必要もないです。
まとめ
ここまでノートパソコンの値段がおちていること自体も衝撃でしたが、選択肢として「Windows 8.1 with Bing」もありなのではないでしょうか。