実はiPhone6の発表よりも楽しみにしていたことがあります。
それはミラーレス一眼フォトキナ 2014での、EOS Mシリーズの新機種(通称 EOS M3)の発表です。
※残念ながら発表はありませんでした。
スマホのカメラで事足りるのに、なぜミラーレス一眼であるEOS M3が必要という結論に至ったのかその経緯書きたいと思います。
photo credit: Chaval Brasil via photopin cc
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スマホのカメラは一眼レフは超えられない。
以前はEOS Kiss Degital を使っていました。
スマホ(iPhone)のカメラ性能が上がるに従い、EOS Kiss Degitalの出番は減りスマホのカメラで代用するようになりました。
画質的にはスマホのカメラで十分です。
しかし、この頃スマホのカメラに、、、いや少し違いますね、スマホで撮影した写真に薄さを感じるようになりました。
そのきっかけとなったのは、たまたま写真を整理していた時です。
妻が一眼レフで撮った写真と私がスマホで撮った写真を並べて整理していたのですが、比較すると明らかに写真の ”絵” が違うのです。
画質的には大差ありませんが、舐めたくなるような背景ボケの写真や躍動感に満ちた一瞬をドンピシャで切り取った写真などまるで ”絵” が違うのです。
写真の腕の問題もありますが、カメラそのものの違いを直感的に感じました。
スマホのカメラには撮ることへの気持ちの切り替え儀式がない。
一眼レフには確実に、カメラを構えた時の気持ちの切り替えがあります。
グリップを握り、シャッターに神経を集中して、その瞬間がきたときにシャッターを押します。
スマホにはグリップもシャッターボタンもありません。
いつものネットサーフィンと同じ持ち方で構えて、液晶のシャッターボタンをタップするだけです。
スマホは簡単・便利ですが、逆に写真にこめられる魂(気持ち)の量のそれだけ薄くなる気がします。
photo credit: pierofix via photopin cc
スマホのカメラ起動は遅い。
スマホの場合、ロック解除してカメラアプリを起動して撮影可能になるまでにどんなに早くても1秒以上かかります。
そこからオートフォーカスするので更に時間がかかります。
1秒と聞くと短い時間に感じられますが、1秒あれば被写体も撮るテンションを大きくずれてしまいます。
写真にもそのズレた感が出てしまいまい、薄い写真になってしまいます。
photo credit: Janitors via photopin cc
スマホで撮った写真を飾りたいとは思わない
スマホと一眼レフの一番のアドバンテージの差はレンズの大きさです。
一眼レフで撮った舐めたくなるようなボケ味はスマホのレンズでは絶対にだすことができません。
レンズ性能をスマホと一眼レフの間で比較するのは愚問ですが、やはりスマホで撮った写真を引き伸ばして飾ろうとは思えないのです。
カメラの重量問題は改善しつつある
色々とスマホのカメラの問題点を列挙してきましたが、それらデメリットを覆すぐらいにスマホにはメリットがありました。
そのメリットは重さです。
私が一眼レフを持たなくなった1番の原因は ”重さ” でした。
この問題はミラーレス一眼による小型、軽量化により改善しつつあります。
飾りたい写真を撮るならばスマホのカメラではなく、ミラーレス一眼レフカメラを使いべきだと思います。
噂レベルではありますが、EOS M3には以下のようなうわさがあります。
CANON WATCH:”Is This The Canon EOS M3?”
写真はコラっぽいですが、EVFとチルト式の背面モニターが搭載されています。
このままリリースされると魅力的なミラーレス一眼レフとなるのですが、、、。
まとめ
汎用的に優れたスマホの存在はコンデジを不要としましたが、『中途半端に便利』なスマホでは一眼レフで撮れる写真にはかなわないと思います。飾りたい写真を撮るならそれなりのカメラがやはり必要ですね。