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【自転車】初心者におすすめなクロスバイクの選び方

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様々なメーカーが色々なタイプのクロスバイクを販売しています。

初心者にとっては種類が豊富なため、どんなポイントでクロスバイクを選べばよいか分かりづらいです。

例えば、ひとつのメーカーから10種類近いクロスバイクが4万円〜28万円の幅広い価格帯で販売されています。

こんなに種類がある中からどうやって選べばよいのでしょうか?

初心者がクロスバイクを選ぶには、その ”特徴” を理解するのが近道です。

”特徴” すなわちそれが選ぶ時の ”ポイント” にもなります。どの特徴(=ポイント)を重視するかにより、選ぶクロスバイクが自然と決まります。

まず初めにクロスバイクの自転車カテゴリー内での立ち位置を確認します。

次にクロスバイクの特徴を決定付けている特徴(選択のポイント)を説明します。

最後におすすめのクロスバイクをメーカー別に紹介します。

なるべく早く理解したい方はポイント!と記載されている箇所のみ見れば、最短でクロスバイクのポイントを理解できます。

クロスバイクと一緒に購入すると便利なグッズは以下で紹介しています。

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photo credit: Visit Finland via photopin cc

クロスバイクの定義

まず、自転車という大きなカテゴリーの中でのクロスバイクの立ち位置を確認します。

自転車のカテゴリーを大別すると、シティサイクルとスポーツサイクル(スポーツバイク)の2つに分類できます。

シティサイクルとスポーツサイクルのカテゴリー分けの図

シティサイクルは簡単に言えば、ママチャリです。街乗りや近隣の移動を主体とした自転車がこれに該当します。

それ以外の走ることに特化した自転車カテゴリーがスポーツサイクルです。

スポーツサイクルは更に走りの目的に応じてロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクの3つに分類できます。

ではこの3つについて特徴を見ていきます。

ロードバイク

ロードバイクのイメージ

ロードバイクは舗装路を高速に長距離走ることを目的にした自転車です。

見た目の特徴は、細いタイヤ、ドロップハンドル、そして前傾姿勢になるフレーム形状です。

空力抵抗を最小限にするためフレーム断面も流線型や細い形状になっています。

全体的に引き締まったイメージです。

マウンテンバイク

マウンテンバイクのイメージ

マウンテンバイクはオフロードなど未舗装路の走破を目的にした自転車です。

見た目の特徴は、フラットなハンドル、太めのごっついタイヤ、太めのフレームです。

フロント、リアにサスペンションを付けて悪路走行時の衝撃吸収性能を向上させているものもあります。

衝撃に強くするため、フレーム自体も太くなっています。

全体的にガッシリしたイメージです。

クロスバイク

クロスバイクのイメージ

見た目の特徴は、ロードバイクに似た細めのタイヤ、マウンテンバイクと同じフラットなハンドル、ロードバイクよりも上体を起こした乗車姿勢となるフレーム形状です。

つまり、マウンテンバイクとロードバイクの特徴を兼ね備えています。

クロスバイクにおける ”クロス” とはマウンテンバイクとロードバイクを ”クロスオーバ” させたバイクという語源からもその特徴が読み取れます。

一言でクロスバイクを定義すれが、以下のように言えます。

ポイント

クロスバイクとは 『 ”マウンテンバイクの走破性能とロードバイクの高速性能の両方の良い所を取り入れた” スポーツバイク』である。

クロスバイクの種類

マウンテンバイクとロードバイクのどちらの特徴を多く取り入れるかによりクロスバイクの味付け(タイプ)が変わります。

つまり、クロスバイクは「マウンテンバイクのように走破性能を重視」したものと「ロードバイクのように高速性能を重視」したものの2種類に大別できます。

クロスバイクの種類

  1. 走破性重視タイプ
  2. 高速性重視タイプ

それぞれのタイプの特徴を具体的に見ていきます。

1.走破性重視タイプ

走破性重視タイプのクロスバイクのイメージ

マウンテンバイクの特徴を多く持ったクロスバイクです。

走破性を重視するため、タイヤはシティサイクルよりも少し細めだけどロードバイクよりは太めという中間サイズになります。

フレーム形状はハンドル位置がフレームよりも高い位置についており、上体を起こした楽な姿勢で乗れます。

機種によってはフロントサスペンションが付いています。

使用場面として未舗装路や、町中の段差を越える事が想定されています。又、信号待ちなどでストップ&ゴーが多い場合にも安定した走り出しができます。

つまり日常的な街中の移動や小・中距離の通勤・通学に向いています。

2.高速性重視タイプ

高速性重視タイプのクロスバイクのイメージ

ロードバイクの特徴を多く持ったクロスバイクです。

高速性を重視するため、タイヤはローバイクと同等の細さです。

フレーム形状はロードバイクほどではないものの、前傾姿勢となるようサドル位置はフレームに近い位置に付いています。

使用場面としては舗装路を中・長距離高速で走りながら、町中でも小回りのきく走りが想定されています。

つまり日常的な中距離の通勤(別名:ハイスピード系通勤自転車)や、休日にサイクリングロードを中・長距離にわたり走るのに向いています。

時にロードバイクとも張り合えるポテンシャルを持っているのが魅力です。

ポイント

『クロスバイクには、”走破性重視タイプ” と ”高速性重視タイプ” の2種類のタイプがある。』

クロスバイクの選択ポイント①|タイヤサイズ

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photo credit: torisan3500 via photopin cc

自転車を支えているもの、かつ路面にエネルギーを伝えている唯一の部品が「タイヤ」です。

この点において、『タイヤサイズがクロスバイクのタイプを決める!』と言っても過言ではありません。

タイヤサイズの選択はクロスバイクの選択ポイントとして一番重要です。

クロスバイクのタイヤサイズは例えば、一般的には 『700×23C』 と表記します。以下の例示はルイガノ社:LGS-RSR LE のスペック表を抜粋したものです。

クロスバイクのタイヤサイズの表記例示の図

タイヤサイズ表記の見方は以下の通りです。

タイヤサイズ表記の見方

タイヤサイズが『700×23C』と表記されている場合

  1. ”700” はタイヤの外径をミリメートル(mm)で表記
  2. ”23” はタイヤの幅をミリメートル(mm)で表記
  3. ”C” はリム幅(ホイールのタイヤをはめる溝部分の深さ)の規格をA・B・Cの3つで表記

クロスバイクの場合、タイヤの外径は全メーカーでほぼ統一で ”700” を使用しています。

又、リム幅も日本では”C”規格で統一されています。

よって選ぶ時に注目すべきポイントは、『タイヤの幅』です。

クロスバイクにおけるタイヤ幅の違いによる特徴

タイヤの幅が太ければ地面との接地面積が大きくなるため、走り始めや多少荷物が多くても安定した走りができます。

逆に接地抵抗が大きいため、直進性能と高速走行が苦手です。

タイヤ幅が細ければ地面との接地面積が小さくなるため、直進性能と高速走行性能が向上します。

逆に接地面積が小さいため走り始めや荷物が増えるとバランスをとるのが難しくなります。

タイヤ幅(サイズ)別の自転車種類について

タイヤ幅(サイズ)別の自転車種類は以下の通りです。

タイヤ幅
サイズ
特徴
23主にロードバイクに使用されるサイズ。高速走行に有利。
25高速性能重視タイプのクロスバイクに一般的に使用されるサイズ。
28高速性能重視タイプと走破性重視タイプの中間になるサイズ。
32走破性重視タイプのクロスバイクに多く使用されるサイズ。
35シティサイクルに多く使用されるサイズ。
38ママチャリに使用されるサイズ。

高速性重視タイプのクロスバイクの場合には、”25”のタイヤ幅が最適です。更にロードバイクに近い走りがしたい場合には”23”のタイヤ幅を選択するのも「あり!」です。

走破性重視タイプのクロスバイクの場合には、”28”か”32”のタイヤ幅を選択するのが最適です。

ポイント

高速性重視タイプのクロスバイクなら、タイヤ幅が25以下のものを選択します。走破性重視タイプのクロスバイクならばタイヤ幅が28か32の車種を選択します。

クロスバイクの選択ポイント②|フレーム素材

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photo credit: Simon in Cambridge via photopin cc

自動車と同じでクロスバイクの車重も軽い程よいです。

車重が軽ければ走り始めが楽になりますし、高速走行・長距離走行に必要なエネルギーも少なく済みます。

車重はフレームとフロントフォークの ”素材” により決まります。

よって素材を選択することで、結果的に車重も決まります。

又、車重と価格は反比例の関係があります。車重が軽くなればなるだけ、価格は逆に高くなります。

クロスバイクのフレームとフロントフォークの図

素材は軽量なら良い訳ではなく、その他機能性も考慮する必要があります。

クロスバイクのフレーム素材に求められる代表的機能性は?

  1. ライダー(乗る人)を支えるのに十分な剛性・強度があること
  2. 路面から伝わる振動を吸収し、振動からくる疲労を低減できること

これらフレーム素材に求められる機能性を満たした素材として、クロスバイクのフレーム/フロントフォークに使用される素材は、スチール、アルミニウム、クロモリ、カーボン が一般的です。

クロスバイクのフレーム素材別の特徴について

各素材の特徴は以下の通りです。

  • スチール
  • 簡単に言えば ”鉄” です。

    主にシティサイクルのフレームに使用される素材です。加工し易く、価格も安く、頑丈という特徴があります。しかし、重量が重いというデメリットがあります。

    重量の問題で最近はクロスバイクではあまり使用されない素材です。

  • アルミニウム
  • スチールの重さのデメリットを解決したのがアルミニウムです。

    価格をおさえて、重量も軽いというメリットがあります。
    但し、アルミニウムは金属としてのしなり(しなやかさ)に欠けるため、振動吸収性能に劣ります。長時間乗った場合に振動からくる疲労蓄積も多くなります。

    結果的にアルミニウムフレームのクロスバイクの乗り心地は硬い印象になります。

  • クロモリ
  • ある程度重量を犠牲にしながら、アルミの弱点である ”しなり” を出した素材がクロモリです。

    クロモリはスチールにクロムとモリブデンを混ぜた合金で、金属としての ”しなやかさ” があります。このしなやかさのおかげで、振動吸収性能に優れています。同時にこの ”しなやかさ” の反発力を活かした加速ができます。

    又、剛性が高いため、アルミニウムに比較してフレームを細く設計できます。

    結果的にクロモリフレームのクロスバイクの乗り心地はマイルドな印象になります。

  • カーボン
  • アルミニウムの軽さと、スチールの強度と、クロモリの振動吸収性能を併せ持たせのがカーボンです。

    これだけ聞くとまさに理想の素材ですが、加工が難しいため価格が非常に高いというデメリットがあります。

クロスバイクにおすすめのフレーム素材は何か?

上記で見てきた通り、各素材にはメリット/デメリットがあり万能な素材は存在しません。

この問題を各メーカーは素材のハイブリット使用により解決しています。

例えば、フレーム素材にはアルミニウムを使用して軽量化しながらフロントフォークにはカーボンを使用することで、振動吸収性能を高めています。

走破性重視タイプのクロスバイクの場合には中・長距離移動は少ないことを前提に、フレーム・フロントフォークともにアルミニウムで車重が11Kg前後のものが価格的にもおすすめです。フロントフォークにサスペンションを組み込むことで振動吸収性能を向上させている車種もよい選択肢です。

高速性重視タイプのクロスバイクの場合には中・長距離移動することを前提にフレーム:アルミニウム、フロントフォーク:カーボンで車重が約9Kg前後のものが価格は多少高くなりますがおすすめです。クロモリフレームの選択も「あり!」だと思います。

ポイント

クロスバイクにはフレーム素材がアルミニウムの車種(車重11Kg前後)を選択します。中・長距離移動する前提の場合には更にフロントフォークがカーボンの車種(車重:9Kg前後)を選択します。

クロスバイクの選択ポイント③|コンポーネント

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現代の自転車生産では、自転車メーカー自身が変速機等の部品全てを作ることはありません。

多くの場合、部品は自転車部品メーカーから調達します。

厳密には”部品”ではなく、”コンポーネント” を調達します。

コンポーネントとは?

『同時使用することで最大のパフォーマンスを発揮するように設計された多段ギアや変速機等の部品をセットにしたものをコンポーネントと言います。』

【補足】
部品がコンポーネント化される前は様々なメーカーの部品を組み合わせて自転車を製造していました。その結果、部品間の相性問題にメーカーは悩まされました。この問題を解決するために相性が揃った部品をセットにして販売したのがコンポーネントの始まりです。

自転車部品メーカーはマウンテンバイク用、ロードバイク用など用途に応じた専用のコンポーネントを用意しています。

又、それぞれのコンポーネントには素材や加工精度などに応じた複数のグレード(価格帯)があります。

尚、コンポーネントを販売しているメーカーは、以下の3社です。

  • シマノ
  • カンパニョーロ
  • SRAM(スラム)

カンパニョーロはロードバイクが主体、SRAMはシェアが小さいため、実質的にクロスバイクに使用されるコンポーネントはほぼシマノ社製となります。

よってシマノ社製のコンポーネントグレードを把握しておけば問題ありません。

クロスバイクはその性質上、マウンテンバイクのコンポーネントを使用する場合とロードバイクのコンポーネントを使用する場合があります。どちらのコンポーネントを使用するかはメーカーにより異なります。

シマノのロードバイクとマウンテンバイクのコンポーネントをグレード別に一覧化したのが以下になります。

ロードバイクのコンポーネント一覧

コンポーネントロゴコンポーネント名グレード
DURA-ACE最上級
ULTEGRA上級
105上級
TIAGRA中級
SORA初級
CLARIS初級

マウンテンバイクのコンポーネント一覧

コンポーネントロゴコンポーネント名グレード
XTR最上級
DEORE-XT上級
SLX上級
DEORE中級
ALIVIO中級
ACERA初級
ALTUS初級

クロスバイクとしては初級〜中級グレードのコンポーネントが使用されるのが一般的です。コンポーネントのグレードの違いがどこにあるのか以下で更に見てきいきます。

コンポーネントのグレードによる違いについて

使用するコンポーネントのグレードにより以下の差がでます。

  1. 機能性
  2. グレードによりフロントディレイラー、リアディレイラーの対応ギア枚数が違います。グレードが高いとフロントギア数:3段、リアギア:10段と豊富なギア数の装備が可能です。ギア数が多くなれば段階的な変速によるスムーズな加減速が可能となりトップスピードをあげることもできます。

  3. 耐久性
  4. グレードが高くなるに従い、使用している素材が高品質な素材となるため耐久性も高くなります。経年劣化の度合いもグレードが高くなるに従い小さくなります。

  5. 信頼性
  6. グレードが高くなるに従い、例えば変速が高速にスムーズに行えます。思ったとおりにギアが入らないということがなくなります。

クロスバイクにおすすめなコンポーネント

クロスバイクのコンポーネントに求める性能と価格帯として初級〜中級グレードが最適となります。走破性重視タイプよりも高速性重視タイプのほうが走りの性格上、より多くのギアが必要となるため高いグレードのコンポーネントが使用される傾向があります。

よってロードバイクコンポーネントであれば、「TIAGRA」・「SORA」・「CLARIS」、マウンテンバイクコンポーネントであれば「ACERA」・「ALTUS」シリーズが使用されているクロスバイクがおすすめとなります。

ポイント

コンポーネントとしてシマノ社製の「TIAGRA」・「SORA」・「CLARIS」・「ACERA」・「ALTUS」シリーズが使用されているクロスバイクを選択する。

クロスバイクの選択ポイント④|ジオメトリー

自転車のジオメトリー図の各意味を示した画像

各メーカーの自転車の紹介ページにはスペック表とともに必ず上記のような図が載っています。

これは「ジオメトリー」といい、自転車の各部分の長さを示しています(簡易な設計図とも言えます)。

クロスバイクは競技でタイムを争う自転車ではないため、各部の長さの僅かな違いで走りに差がでることはありません。

よってジオメトリーは参考程度のポイントとして考え、2台で悩んだときに両車種のジオメトリーを比較してみる等に使うのがよいと思います。

ジオメトリーで注目すべきは(G)ホイールベースと(C)ヘッドチューブです。

同一サイズである場合には(G)ホイールベースが長いほうが直進性に優れています。つまりより高速性重視タイプのクロスバイクと言えます。

又、(C)ヘッドチューブが長いほどハンドル位置が高くなるため、上体をあげた姿勢で楽にのることができます。つまり走破性重視タイプのクロスバイクと言えます。それぞれのサイズを比較することでどちらのタイプに特化しているかが読み取れます。

ポイント

選択に悩んだらジオメトリーを比較してみてもよいかも。見るべきポイントは「ホイールベース」と「ヘッドチューブ」。

クロスバイクの選択ポイント⑤|購入タイミング

各メーカーは毎年、次年度の新モデルを前年に発表します。以下は2015年モデルの2014年の発表日(Webで2015年モデルについて告知された日)です。

メーカー名リリース日
GIANT9月13日
Bianchi10月31日
GIOS11月10日
LOUIS GARNEAU10月8日
Specialized9月30日

大体9月中旬〜11月初旬に各メーカーは次年度のモデルを発表します。

この発表時期の前後から前年度モデルの生産がなくなるため、次第に市場の在庫がなくなっていきます。

そうするとやっと決めたクロスバイクにも関わらず、欲しいサイズや色が選べないことが起こります。次年度モデル発売まで待つのも手ですが、欲しい気持ちを抑えるのも辛いのでこの時期の購入時には第2候補まで決めておくことをおすすめします。

ポイント

モデルチェンジする毎年10月以降は前年モデルの在庫も少なくなるため、購入候補は第2候補まで決めておく。

おすすめのクロスバイク(メーカー別)

では今まで説明した特徴を加味しながらクロスバイクの取り扱い種類が豊富なメーカーを中心におすすめのクロスバイクを紹介します。

GIANT

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photo credit: RLEVANS via photopin cc

GIANT(ジャイアント)は台湾の自転車メーカーです。

このメーカーのロゴは比較的見ることが多いと思います。

スポーツバイクを取り扱っている量販店の自転車売り場には必ずこのメーカーの自転車があります。

特徴としては、同一スペックの自転車の価格が他メーカーと比較して低く設定されています。そのため、量販店でも取り扱いがあります。

価格が安いというと中国メーカーと相まって、「悪かろう、安かろう」というイメージを持つかもしれませんが、その様なことはありません。

独自の自動化された生産ラインによる生産コストの削減、及び複数の自転車部品メーカーとの提携による調達コストの削減で低価格を実現しています。

世界で初めてアルミフレーム車を量産したり、カーボンフレームの低価格製造を可能にしたり、と長年培われた技術力も持っています。

又、「Liv(リブ)」という女性専用車を販売するサブブランドも保持しています。

Livではスポーツバイク全般を販売しており、クロスバイクについても取り扱いがあります。クロスバイクを購入しようと思っている女性の方はLivを候補にするのもありだと思います。

このように自転車文化の発展に貢献する姿勢としても非常に好感が持てます。

ロードバイクの取り扱いが多いため、クロスバイクとしても走破性重視タイプと高速性重視タイプの両タイプの取り扱いがあるものの、高速性重視タイプの種類が豊富です。

GIANT ESCAPE RX2

GIANT ESCAPE RX2 の画像

  • クロスバイクタイプ:走破性重視タイプ
  • 重量:10.3Kg
  • フレーム素材:アルミニウム
  • タイヤサイズ:700x28C
  • 使用コンポーネント:SHIMANO ACERA
  • 価格:76,000円
  • コメント:
  • GIANTのクロスバイクと言えば”ESCAPE”シリーズです。この価格で重量を10Kg前後に軽量化しており、タイプに見合ったコンポーネントとタイヤサイズを選択している点でもバランスが際立ってよいです。かつ価格も他メーカーに比べてコスト圧縮されている点でも初めてのクロスバイクとしておすすめです。

Bianchi

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photo credit: Francesco Romito via photopin cc

Bianchi(ビアンキ)はイタリアの自転車メーカーです。

現存する最古の自転車メーカーと言われています。つまり自転車メーカーとしては老舗です。

ビアンキといえば、”チェレステ” と言われる淡い青緑色が有名です。

このなんとも言えない青緑色フレームの自転車を見たことがあると思います。

不思議とこの色は一度見ると印象に残ります。

ビアンキのバイクはツール・ド・フランスでも幾度も優勝しており、ロードバイクとしてはあこがれの存在だったりします。

又、カーボンフレームを初めて開発したメーカーでもあり、老舗ゆえの技術革新力を持っています。

クロスバイクとしては高速性重視タイプと走破性重視タイプの両方を揃えており、クロスバイクだけで13種類と豊富な取り扱いが魅力です。

Bianchi CAMALEONTE 4

Bianchi Camaleonte 4の画像

  • クロスバイクタイプ:走破性重視タイプ
  • 重量:11.08Kg
  • フレーム素材:アルミニウム・カーボン
  • タイヤサイズ:700x28C
  • 使用コンポーネント:SHIMANO CLARIS
  • 価格:120,000円
  • コメント:
  • ”チェレステ” は正に個性です。カーボンを軽量化目的ではなく、振動吸収目的で組み込みクロスバイクとしてのタイプに見合った使い勝手を考慮した設計ポリシーが感じられます。若干価格は高くなりますが、個性とイタリア車を手にしたいならばこれほど最適な1台はありません。

GIOS

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photo credit: WeixChang via photopin cc

ジオスはイタリアの自転車メーカーです。

主にロードバイクを販売しています。

このメーカーはGIOSブルーと呼ばれる、深い青色のフレームが有名です。

又、アルミフレーム全盛の中にあって、クロモリフレームのクロスバイクを製造しています。

クロモリを使用することでフレームを細くできるため、全体的に細く引き締まった独特のフレーム形状が特徴です。

クロスバイクとしては両タイプの取り扱いがありますが、全体的に4種類とクロスバイクの取り扱いは少な目です。

ロードバイクに強い事もあり高速性重視タイプの種類が多いです。

GIOS AMPIO SR

GIOS AMPIO SRの画像

  • クロスバイクタイプ:高速性重視タイプ
  • 重量:9.6Kg
  • フレーム素材:クロモリ
  • タイヤサイズ:700x25C
  • 使用コンポーネント:SHIMANO SORA
  • 価格:76,000円
  • コメント:
  • 唯一無二の ”クロモリ” フレームです。アルミフレームにはない、この引き締まったスレンダーフレームはクロモリフレームのみに許された造形です。GIOSブルーと相まってその存在感はオブジェの様でもあります。重量も9.6Kgと軽量かつ価格も手頃なものになっており、個性的なフレームを求めるならこれ以外の選択肢はないと思います。

GIOS■15 AMPIO SR★15 AMPIO SR★ブルー,★★540★GIOS

GIOS■15 AMPIO SR★15 AMPIO SR★ブルー,★★540★GIOS
価格:97,470円(税込、送料別)

LOUIS GARNEAU

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photo credit: Hans.Chen via photopin cc

LOUIS GARNEAU(ルイガノ)はカナダの自転車メーカーです。

オシャレな自転車の代表としてこのメーカーのロゴは街でもよく見かけると思います。

キッズ用自転車も含めて、街乗りなカジュアル自転車を豊富に扱っています。

ルイガノがカジュアルカテゴリーなのに対し、ガチなスポーツカテゴリーとしてGARNEAU(ガノー)とうブランドも有しています。なので技術力は十分です。

カジュアルラインと言いながら、クロスバイクについては走破性重視タイプから高速性重視タイプまでを約18機種揃えています。

LOUIS GARNEAU LGS-RSR 2

LOUIS GARNEAU LGS RSR 2の画像

  • クロスバイクタイプ:高速性重視タイプ
  • 重量:9.6Kg
  • フレーム素材:アルミニウム・カーボン
  • タイヤサイズ:700x23C
  • 使用コンポーネント:SHIMANO TIAGRA
  • 価格:100,000円
  • コメント:
  • 一言で言えば、「最速のクロスバイク」です。タイヤサイズは他メーカーではクロスバイクにはあまり使用しない、23mmの細さ。コンポーネントも中級グレードを採用する信頼性の高さ。究極の早さと快適さの両立を追求したクロスバイクが欲しいならばこの1台が最適です。ロードバイクと張り合える性能をもっているのもおすすめポイントです。

Specialized

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photo credit: Alejandro Amador via photopin cc

Specialized(スペシャライズド)はアメリカの自転車メーカーです。

世界で初めてマウンテンバイクを量産した会社でもあります。

生い立ちとしては、ツール・ド・フランスの出場チームにもフレームを提供するレースを通じて技術力を高めてきた会社です。

日本ではこのメーカーの自転車よりもサドルやドリンクフォルダーなど自転車用のオプションパーツの販売で見ることが多いと思います。

クロスバイクとしては5種類程度の取り扱いと少なめですが、油圧式のディスクブレーキを採用するなど先進性が光ります。

Specialized SIRRUS COMP DISC

specialized sirrus comp discの画像

  • クロスバイクタイプ:走破性重視タイプ
  • 重量:10.6Kg
  • フレーム素材:アルミニウム・カーボン
  • タイヤサイズ:700x30C
  • 使用コンポーネント:SHIMANO TIAGRA
  • 価格:139,000円
  • コメント:
  • 油圧式ディスクブレーキ、先進的なフレーム形状など他のクロスバイクにはない斬新さがあります。油圧式のディスクブレーキはブレーキングに必要な力が少なくて済むこと、及びウェットな環境下での制動力が高いとも言われています。先進性だけでなくコンポーネントには中級グレードのTIAGRAを使用しており、重量も10Kg台にまとめているなど手堅さがあります。クロスバイクに先進的な本当の快適性を求めているならばこれ以外の選択肢はありません。

ポイント

『走破性重視タイプのクロスバイクならば”GIANT ESCAPE RX2”、高速性重視タイプのクロスバイクならば”GIOS AMPIO SR”』がおすすです。

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